どうも小人です。
世界一美味いといわれるカレーがマッサマンカレーというらしい。本当かどうかはわからない。場所はタイ南部、たしかに何かありそうである。タイ南部だぞ、ただのタイじ
ゃないんだからな。何言ってるんだ、私は。
そんな何かありそうなタイ南部でマッサマンカレーというのができたのが16世紀(諸説あり)。
イスラムの教え通りに豚肉は使わず、ココナッツミルク等で味付けされたカレーなんだとか。
かと言って甘いのかといえば、スパイスはふんだんに使っているから辛いは辛い。そんなカレーがこのマッサマンである。マッサマンってちょっと響きもいい。ロックマンあたりで敵キャラとして出てきそうだ。
ここのところ日清は日本に飽きたのか、世界に飛び出して様々な味を生み出している。
イタリアン、メキシカン、そしてマッサマンだ。最後は「ン」で終わらせる決まりでもあるのだろうか。しりとりなら負けているが商品開発に終わりはない。そうすると次はなんだろうか。「アメリカン」は安直として「インディアン」とかありそうだ。いっそ「オーストラリアン」とか「カナディアン」とか攻めてほしい。「カナディアンメープル味」いいではないか。
バカなことを言った、マッサマンに戻ろう。
実食 むむ、意外性がグッドなカレー
まずは出来上がり。
カメラの腕前のせいで見た目が麗しくないが、色合いはバーモンドカレーの色。匂いはしっかりとカレー。
一口スープを飲んでみる。そうきたかと言わせるスープだ。
マッサマンは意外とカレーラーメン系のカレーではない。カレーラーメン系のカレーはどちらかというとどろっとした感じのカレーか、はたまたドライカレーっぽいカレーが出てくるケースがあるのだが、マッサマンカレーはどちらかというとサラッとしているカレーだ。
それ故にスープもカレーラーメン独特のしつこさがない。なるほど、世界一美味いと言われるのも理解できる。実際に美味いかはこの場合どうでもいい。タイからはるばる出てきて、日本に来てまさかラーメンと出会いそしてフュージョンするという旨さだ。なんだそりゃ。
でも実際ラーメンとの相性はいい。これはこれで癖になる味である。さすがは日清である。
評価40点<100点満点中平均30点>
癖になる味わいがすごい。癖がすごいんじゃ状態だが、それでもマッサマンカレーを味わえるいいラーメンだろう。日清のカップヌードルらしさも出ていてそこもまた良し。