どうも、こびとです。
東京都中央区は江戸時代から栄えている。銀座はそれこそお金を作っていたわけだし、政治の中心でもあったわけなのでそりゃ栄えていた。
今も一大商用都市的にも栄えている。
なんとなく銀座の持つパワーってのは日本人にはある程度共有していると思う。銀座に行ったと言われたらちょっとセレブだと思ったり、あらいいものでも買ったのかしらと思ったり、勝手にそう思わせる力がある。
一昔前の秋葉原がそんな感じ。秋葉原に行ったと言われたら、大抵の人は電化製品を買ったと思う。「何買ったの」の「何」は言わずとして「何の電化製品」の意味を持っていた。今はちょっと違うかもしれないが…
銀座のお店といえばやっぱりお高いだったり、その分美味しいだったり、地名だけで付加価値がつく。
今回の新商品は日清食品が出した『名店が認めた本格style 篝(かがり)鶏白湯Soba』。
『名店が認めた本格style』ってのは新シリーズということらしい。
10連休前の新シリーズ投入である。気合の入り方が違う。ほんとか?
篝という店は銀座に位置するお店で、なんと原則キャッシュレスなんだとか。すごいな、券売機システムが多いなかあえてのキャッシュレス。外国客目当てというのもあるかもしれん。
さすが銀座だ。
そんな銀座の名店を味わっていきたいと思います。
実食 濃厚クリーミーなスープが美味い
お湯を入れて5分。じっくりと待ちます。
銀座を頭の中に思い浮かべて、銀座に行った気になっておく。
フタを開けると想像以上の濃厚なクリーミーな匂い。
まずはスープを一口。
お、濃厚クリーミー。
クリーミーさが乳化油脂を引き出し、その奥に鶏の存在をしっかりと感じます。
これはなかなか美味い!
しかもしつこくない感じがちょうどいい塩梅で作っているのだろう。
麺は日清にしては珍しいストレートの中太麺でツルツルの喉越し。クリーミーさが絡むようにだろうか。
具材ははっきりとしたものは覚えていない。
しかし邪魔にならない程度という扱いなのかもしれない。
評価40点<100点満点中平均30点>
完成度は高くお店の味を再現しようという努力は見られた。ただその分具材が乏しくなってしまったのが残念か。
クリーミーさもしっかり残していたが、鶏の存在が強く、ちょっと他の味を探すのも大変ではあった。
ただカップ麺としてのある種の完成形でもあるような気がする。
これ以上のものはなかなか作れないだろうなというレベルまでは到達している。