どうも、こびとです。
驕れるものも久しからず、とは平家物語の一文。派手やってた人も最近見ねえなみたいな言葉だが、個人的には流行り廃りは早いなくらいで捉えていたりする。
最近はネットの登場で消費のスピードってのが早くなってる気がする。どんどんと流れていく中で、立ち止まってあれこの意味って何だっけって考えたりすることが減った。早いものだ。
一方で、どんどん需要を作っていく動きもある。いまこれが来てるんですよとメディアを通して伝えることで、新しい需要を生み出す構造だ。
今回の日清『カップヌードル蘭州牛肉麺』もそんな商品だろう。
蘭州というのはオランダのことではない。中国の甘粛省蘭州のことである。
この蘭州が発祥とされるラーメンが蘭州牛肉麺だ。最近では、神保町だったりに専門のお店ができているくらいの人気で、今年の流行りになるのでは?ということでいち早くカップヌードルシリーズで出したという流れである。
早速、いただきましょう
実食 カップヌードル世界版
お湯を入れて3分。
フタを開けるとエスニックな匂いが膨らみます。それと同時に謎肉のパレード。圧がすごい。
スープを一口いただくと、タイ系の味わい。
トムヤンクンとかそっち系。いいお味である。
麺がいつもよりもちょっとだけ違う気がする。
いつものお菓子お菓子した感じではなく、フォーっぽいあっさりとした味わいである。
かなりのエスニックさを感じた一品だ。
評価40点<100点満点中平均30点>
びっくりした。
カップヌードルは割と色んな味を出すのだが、一貫してスナック感を壊さないようにしている。一方で今回のは明らかな変化。カップヌードルを壊したわけではないが、かなり攻めた一品だ。
エスニックに大きく振り、さらに味わいや雰囲気を変えていった。
この進化が今後どう変化をもたらすのか、気になるところである。