どうも、こびとです。
ことわざの出所ってのは不思議なもんで、二階から目薬とか誰が考えたんでしょうね。誰か昔の面白い人が言い出したのが多いんでしょうが、それでもよく思いついたなーってのもあります。
慣用句やことわざは想像するに昔版の例えツッコミなんでしょうね。
今ならくりぃむしちゅーの上田さん辺りが有力でしょうか。
例えば、上田さんは混んでいる様を
「1月3日の中央高速じゃないのよ」って突っ込みましたが、昔の人は
「芋を洗うよう」って言っていたわけですね。
こうやって色んな言葉が残っていく様をみると時代の移り変わりというか、歴史を感じますな。この『虎穴』も「虎穴に入らずんば虎子を得ず」から名前を取ったのでしょう。
リスクを得なければリターンは得られない、という言葉の意味ですが、お店の『虎穴』自体には何の危険もありません。
強いて挙げるとするならば、ややそのお店の位置がわかりづらいか。
人形町と東日本橋の間くらいに位置するこのお店は夜は高級な中華料理店に変わるそうです。一方お昼は坦々麺を平均価格で提供しているそうで、一般庶民である僕は当然のようにランチにお邪魔するわけであります。
この辺りは地形が入り組んでおり細かな路地がたくさん並んでいます。また、企業入った建物が多く、無個性な建物が立ち並ぶため分かりにくさを増長しております。
そんな『虎穴』ですが、たどり着いてしまえばこちらのもの。入り口は大きめな看板が出ています。
虎穴とはありますが、清潔感のある入り口で怖い感じはありません。
店内入って左手に券売機。
担々麺と汁なし担々麺が選べます。ここは担々麺で。見渡すと入り口側にテーブル席、奥にカウンターですね。
カウンターは中華というよりも寿司屋みたいなカウンターになっています。
流石の人気店ということでカウンターは詰めて座るように指示がありますので、詰めて座りましょう。
実食 アーモンド濃厚系担々麺
およそ5分ほどで着丼。
綺麗な色のスープです。まずはスープからいただきましょうか。
一口いただくと、おお担々麺ですが辛さはほとんどありません。どちらかというとアーモンド系の甘さがグッときます。
もちろん辛味もあります、ですがそれよりも濃厚なスープを感じさせる味わい。いいですね、美味しいですよ。
麺はわりかし太め。久しぶりに太麺の担々麺をいただきましたが、これもこれで悪くない。やはり濃厚スープには太めでしょうか。
トッピングはそこまで奇抜なものはありません。変に壊さず濃厚さで勝負といった感じの担々麺ですね。
評価70点<100点満点中平均30点>
辛さを極力抑えられた味わいでなかなか興味深い担々麺でした。一般レベルは大きく超えた一品です。その中で個性として濃厚さを出してきたというのがこのスープ、そして麺でしょうか。
素晴らしい一杯だと思います。