どうも、こびとです。
言葉には二重表現という技があります。
修飾語と被修飾語の意味が重複することを指しますね。頭痛が痛い、なんてのが有名です。
気づかずに、ついうっかりなんてのもありますよね。代表例ですと長嶋茂雄が引退時のスピーチで述べた「我が巨人軍は永久に不滅です」とか。
「後で後悔」「まず初めに」「未だ未解決」なんてのもよく出てくる二重表現です。
文法上間違え、というだけであって意味を重複させることで強調させるというニュアンスもありますので、ダメというわけでもないですが。
今回の商品名ももしかしたら二重表現かもしれません。
『旨くて辛いあらびきチョリソーソーセージ』ですが、チョリソーはソーセージを指す言葉ですので、二重表現の臭いがします。
まあいいですが。
さてそれだけ強調されているソーセージ。ビジュアルは真ん中にドーンです。脇をマスタードとケチャップで固めています。まさに両手の花でしょうか。マスタード&ケチャップといえば、ソーセージとのシナジー効果が素晴らしい引き立て役。この状態になれれば、ソーセージ冥利につきる、ソーセージ生に悔いはなし、と言ったところでしょうか。本当か?
さてさて、見た目で味が想像できますが、辛いというのも気になりますし、しっかりと食べていきましょう。
実食 ありがちな味で特徴はない
封を切るとチョリソーソーセージの匂いがします。分かりやすい匂いですが、シンプルに旨そうとも言えます。
一口、パクリ。
うむ、やはり旨い。シンプルだがこういうシンプルなパンっていいですよね。昔からこういうの好きなんですよ。
多分セレブな人たちから見れば「邪道」って言われるようなパンですが、でも旨いです。
マスタードも過度すぎず、ケッチャプも過度すぎずちょうどいい調整具合。
いいなーと思いつつ、辛さを探すものの辛さに出会わない。あれー、旨くて辛いとあったんですが…
評価30点<100点満点中平均30点>
まあ普通のソーセージパンとして食べれば充分に美味しいです。というか普通というか。
皆さんも一度は食べたことあるあれです。でもそれ以上の変化は見られませんでした。そこが残念ですね。