どうも、こびとです。
キタナシュランというのがありました。
「とんねるずの皆さんのおかげでした」というテレビ番組内の企画で、見た目汚いけども食べてみると美味しいというお店を探して食べるという番組。
大抵が年季が入ったお店で、店の料理の油でベトベトギトギトだったりお店の暖簾のが破れかかっていたりというお店ばかりでしたね。
よく考えれば「汚くても潰れない店」って、汚くてもお客さんが入っているからで、それは味がいい確率が高いはずですよね。
あるいはサービスが良かったり。何れにしても名店であることは変わりないはずですね。
そんなキタナシュランに選ばれたこともある、 ここ人形町の「キラク」。立地もよく人形町駅A3出口を左手すぐにあります。
春の陽気に誘われ、ブラブラと人形町まで歩いてきたので、名店にでも行こうかと本日は「キラク」へ。このお店は色々な出来事(暖簾分けで本店はここだったにもかかわらず本来の味とは違うだとか)がありましたが、変わらずこの地で頑張り続けている名店です。
外観は汚いのですが、思い切ってお店に入るとそこは綺麗で清潔感が保たれています。
カウンターのみの10席程度のお店。お昼時ということもあり、混んでいますね。
メニューはそれぞれお高めなのですが、限定数食でハンバーグ定食が食べられるってことでそちらをチョイス。
実食 名店の味に舌鼓。でもなぁ…
少し待つとハンバーグ定食が出来上がります。
山盛りキャベツ、マカロニサラダ、ハンバーグに目玉焼きがオンされています。
そしてこれにご飯という組み合わせ。
早速ハンバーグから頂いていきましょう。
お箸で食べるスタイルは、簡単に切れるほどの柔らかさながらも、外はカリッと中はジューシーというしっかりとしたハンバーグ。
目玉焼きも味が濃いところから「いい卵を使った目玉焼き」なのでしょう。
黄身の濃さが違いますね。
味自体は普通の洋食屋のそれ。
まあ値段はそこまで違わないので許容範囲かと言ったところ。ただなあ、サービスがよろしくない。
配膳のお母さんみたいな人の口調がきついのだろうか、お客さんもそれに従ってしまう。
お客さん「創業何年ですか?」
店員さん「そういうのは今忙しいので、勝手に調べてもらえますか?」
お客さん(あ、席が空いたから、移動してあげよう)
店員さん「まだ片付けてないので、座らないで!勝手にやられると困るんです」
など。
本来は客側もひと声かけたりすればいいんだろうけど、それでも言い方ってもんがあると思うんだ。
郷に入っては郷に従えとはいうものの、誰もがはじめから郷を知っているわけではないだろう、というやつだ。
評価50点<100点満点中平均30点>
味はいいし名店ではある。
でもサービスってのは印象を変えてしまうのだ。
それだけ重要な要素ってわけで、いいお店とかはそれこそサービスも良かったりするもんである。
その意味でこの店の再訪はないかな。