世間は洋菓子ファミマは和菓子
クリスマスの時期に和菓子。
まあ、日本はクリスマスを宗教的意味合いで捉えてないわけで、
そりゃ和菓子食おうが洋菓子食おうがどっちでもいいわけだが、やっぱりこの時期は洋菓子のほうがメインになる。
そんな中、ファミマが出した『黒みつしみうま生どら焼』
どら焼きなうえに黒みつときたもんだ。かなり和菓子で攻めてきたのは面白い。
前にも書いたかもしれないが、どら焼きは和菓子の中でもかなり好きなほう。
好きでいろんなどら焼きを食べたいと年中思っている。
コンビニでどら焼きを買うことはめったにないが、今回は気になったので買ってみた。
商品紹介ページは
榮太樓總本鋪監修のスプーンで食べる生どら焼です。榮太樓のこだわり素材「黒みつ」「つぶあん」を使用し、黒みつをしみ込ませた(下側の)どら焼き生地の上に、生クリームを約50%ブレンドしたホイップクリームと、粒残りの良いつぶあんを合わせました。
とのことだ。
榮太樓總 は操業が1818年である。東京の中央区日本橋に本舗がある、江戸の味を感じさせる名店だ。そんなコラボがどのようなコンビニお菓子を作り上げていくのか。
楽しみである。
実食
かなりの見た目。
見た目で言えばボンキュッボンならぬ、ボンボンボンだ。
生クリームもその存在感が大きく、餡もちゃんといる。
さて、黒みつとそれらの味わいはと思い一口食べる。
旨い!!
コンビニデザートだと思ってたらうまいぞ、これは。
まずどら焼きの生地。
これがふわふわなんだが、ちゃんと黒みつがしみ込んである。
なのにふわふわを殺していない。いや、すごいな。
しかも生クリームとの相性がいい。
生クリーム自体がいいわけではないが、それを補うように黒みつの生地が存在感を示している。餡との相性も良くて、全体として甘いが、上品な甘さを引き立てている。
そのために食べ続けていても飽きが来ない。
評価60点<100点満点中平均30点>
思っていた以上の味わいだ。
もっと黒みつの味がしないとか、ありがち生どら焼きになるかと思っていたが、しっかりと差別化してきた。
コラボ商品の難しさをクリアしつつ、コンビニらしくをしっかりと表現してきたのでかなり点数も高め。いやー、おいしかった。どら焼き好きにもお勧めできる一品。