「マルちゃん 博多長浜らーめん 田中商店 旨辛濃厚豚骨」は意外と辛い
ラーメン店とのコラボ商品はよく出るが、ここまで控えめな店主はなかなかいない。
見ていただきたいのは店主がカップ麺の端にいる。
たいてい結構堂々と店主は出てくるのだが、田中商店はちょびっとだ。
恥ずかしがり屋なのかもしれない。
それもそうだろう。
博多長浜らーめんなのに店舗は足立区である。
しかも西新井。参っちゃうね、どうも。
お店のモットーが
「くさい、かたい、うまい」
ここからも足立区が、いや西新井が漂ってくる。
そういえば「足立区」とか「西新井」っていう感覚って
西の方の人にはどこまで伝わるんだろう。
なんだろうな、東京でありながら東京でないというか。
AKBで言ったら15位くらいの人。誰だかはわからないけど。
さて、その田中商店の人気メニューの「赤オニ」をイメージしたオリジナルカップラーメンということで、旨辛麺にしているということだ。なんだか最近辛いラーメンばっかりだな。
私個人の話をしてしまえば、辛いものは好きだ。激辛でもいい。
ただ、馬鹿みたいに辛いのは嫌だ。お尻が痛くなる。
そんな辛いもの好きな私だが、こちらも楽しんで食べていきたい。
実食
湯切り2分にかたさの主張を感じる。
ただ細麺だから、あまり硬くならない。
するすると入るようなのど越しのいい麺。
そして、案外スープが辛め。ピリ辛くらいか。
モットーのくささはそれほどでもなく、ちょっとチープな感じ。
具材が面白い。
豚肉ダイスでQTTAシリーズで登場するあれだ。
ただ、2分じゃ戻らないんだ、これが。スープに浸してようやく食えるレベル。
ちゃんと研究したのか?と不安になるレベルだ。
評価30点<100点満点中平均30点>
うーん、うーん。。。
まず平均を超える味ではないだろう、ただ悪いかと言われるとそこまででもない。
そこそこにうまいし、表記されている旨辛濃厚豚骨に嘘はない。
でも、でもなんだ。
コラボ企画、オリジナルカップ麺という御旗の元、これでいいのかと思ってしまう。
QTTAの具材、麺も似た感じ。
スープはオリジナル開発だろうが、特質できるかといえば微妙。
コラボでありがちな具材や麺で差をつけるという点を切り替えなかったのはなぜだ。
マルちゃん側の持ち込み企画として、お店側はそれでよかったのか?
色々疑問が残る商品だ。