昨年から引き続きの吉岡里帆シリーズ
昨年から続投の吉岡里帆のアイデアレシピということで和山椒香る旨辛ラー油のどん兵衛をいただく。
太そばは見た目太そうには見えない。
吉岡里帆といえば、今を時めく女優で女性人気はなく、男性からの人気が厚い方だった気がする。そんな子が猫耳(どん兵衛だからきつねか?)をはやしアイデアレシピを出しているんだからファンは買うんだろうか。私は当たり前だが、どん兵衛ファンだから買った。
どん兵衛はいい。
シンプルな味付けでシンプルな商品を出し続けるあたり、自分たちのコンセプトを守り続けている。キツネやたぬき、かき揚げ等々わかりやすくシンプル、それでいて味付けも出汁が効いていて美味しい。
シンプルイズベストをカップ麺で表現しているような、そんなシリーズだ。
今回の和山椒香る旨辛ラー油は
昨年ご好評をいただいた吉岡里帆さんのアイデアレシピ第2弾。上品な白だしに和山椒の香りと旨辛なラー油がきいた冬にピッタリのつゆと、すすり心地の良い食べごたえのあるそばで、満足感のある一杯に仕上げました。
とのことである。
さっそく味わっていきたい。
実食
かやくに胡麻が入っており、かやくの封を切ると煎り胡麻の香ばしい香りが広がる。
もうこれだけでラー油感が出てるが、液体スープにラー油が入っており、混ぜてみるとこんな感じ。
おそばの色とラー油の赤みが合わさった何とも不思議な色合い。
まずはスープを飲んでみる。
うん、うまい
ラー油とおそばのお出汁が合うんだ、不思議と。
最初にラー油が来て、そのあとに出汁が柔らかくする感じ。
いいぞ、これは。
太そばとあるが、あまり太くない。
その成果、そばと出汁はあまりまじりあって来ない。
おそらく太そばにして、スープとそばを一緒に楽しむというのをもくろんだはずだが、そこまでうまくできなかった。
でも、これはこれでうまい。
ラー油とおそばというのはコンビニ飯でも見たことがあるが、ここまで昇華させきれていなかったと思う。
具材は相変わらずの謎の肉だが、これもいい。
ラー油とも抜群だ。
評価70点<100点満点中平均30点>
いや、美味しかった。
最初におそばとラー油がそこまで合うのか、コンビニ飯で多少見たことがあるくらいなもんで、疑心暗鬼。そこからのいつものどん兵衛にラー油を加えただけのシンプルさ、でもかなり美味しいレベルまで引き上げてきた。
やはりコラボっていうのはこれくらいしてもらいたい。
いつぞやのシビ辛もここまでやってほしかったのだ。
吉岡里帆おそるべし、といった感じだ。
どん兵衛のシンプルさと新しい味への探求、そして商品化できるまでのレベル上げ
すべてがよかったと思う。
これだからどん兵衛は好きなのだ。