高級食材トリュフ風で勝負
2018年11月5日発売ということで、秋の季節柄キノコ系ラーメンたる
トリュフで勝負ときたマルちゃん正麺。
こちらも芳醇と同様、かなりリッチな面構えをしている。
黒と金だ。大阪のおばちゃんみたいになってる。
最初に申し上げておくが、本物のトリュフを使っているわけではなく、あくまでフレーバーである。そんなことは言わなくてもいいが、たまに言っておかないと忘れてしまう方もいるだろう。
しかし、トリュフ風味とはいえ、結構珍しいんではないか?たまにこういう高級食材系のラーメン、たとえばカップヌードルのリッチ系とかはあるが、トリュフというのはあまり聞かない。
考えてみれば、私自身、あまりトリュフって食べたことないな。
なんか苦いキノコみたいな感じでとにかく、キノコ臭いくらいまでのキノコ臭がする食べ物だったような気がするんだが、しっかり味わったことがない。
じっくりその風味を味わっていきたいところ。
実食
今回入れるのは3種類。
かやくと後入れ粉末スープ、液体スープだ。
かやくというか具材だが、鶏団子、ネギ、メンマが今回は引き立て役のようだ。
お湯を入れて5分。
さっそくスープを飲むと
わ、キノコ
これがおそらくトリュフなのだろう。
私にはトリュフは普通のキノコ、まあ香りが強いキノコくらいの感想だが、それでもおいしい。しっかりと味がついている。
それでいて鶏白湯を崩さない。
鶏のうまみ、甘味をしっかりとスープに残している、それでいながらトリュフのパンチ力というか、キノコみたいなものがガツンと聞いてくる。
麺はマルちゃんお得意の生めん。
これは相変わらずうまい。しかもこのスープによく絡んで、もう一口、もう一口と食べたくなるような麺だ。
本当にマルちゃんのこの麺はすごい。
具材も鶏団子がおいしい。
メンマとねぎは特出しないが、鶏団子は食べ応えもあって、味もスープがしみわたりしっかりとラーメンとして一役を担っている。
評価60点<100点満点中平均30点>
定価205円で味わえるかなり手軽なリッチラーメンだった。
味もしっかりしており、かなり美味しい。
トリュフ風味と鶏白湯がしっかりマッチしており、開発陣も満足の一品なのではないだろうか。
想像していただいただけで美味しいことはわかるだろう。
一つ言えたことは想像の領域を出なかったこと。
こんな感じかなーって思っていたらその通りに来た。
美味しい、美味しいのだが、想像通りだった。
いや、方向性はすごくいいと思う。
もしQUTTAを珍料理を増やし需要『創造』を目指すのであれば、マルちゃんはこの需要マッチの方向性でいいと思う。私は東洋水産がこの挑戦をし続けるなら買う。
キノコ風味の鶏白湯を試したい人は是非食べてほしい逸品だ。