以前にも書いたかもしれないが、私は担々麺が好きだ。
お店によってコロコロと変わる味が何とも言えない冒険心をくすぐるからだ。
今回は人形町にある「寿限無」にお邪魔した。
細い路地の隠れ家的担々麵専門店
人形町駅のA5出口を左手、
すぐの人形町交差点をそのまま左に曲がり、日高屋、スタバを通り過ぎて細い路地をさらに左。茶色の看板で麺と見えたらそこが寿限無だ。
しかし、このブログをよく読んでくださっている方はわかると思うが、この辺はよく来るな。家がさほど遠くないというのが大きいのだが、それと同じくらいこの辺からお店が減ってくるという理由もある。いったん落ち着き、また小伝馬町に近づくとお店が増えてくる。
まあ小伝馬町までが中央区なのだが、どうせなら中央区を制覇したいな。
ここから小伝馬町方面に足を延ばして中央区の端まで進み、そこからさらに中億の中のほうへ向かって食べ歩きを増やしたい。
まあ、行きたいのは中央区だけではないのだが。。。
さてさて、寿限無に話を戻そう。
今日のメニューは
店内はネイティブ中国っぽいつくり。
店員さんも中国人の女性と厨房に男性が一人。
この日は夜に訪れたが、ディナーメニューになることもなく担々麺一杯から販売している。座席数は16席くらいか。
まずはメニューを見る。
担々麺、チャーシュー担々麺、パイコー担々麺、酸辣湯麺と続く。
そのほかサイドメニューが少々。ほほう、晩酌セットとやらもある。
担々麺は辛さが選べる形式で一番辛い順に激辛、大辛、中辛、普通とある。
麺の硬さも3段階で選べる。
激辛に突っ込みたいところだが、しかし初めて訪問の店だし、ここはそれほど遠い店というわけでもない。何度も来れるのだから、そんなに最初から勝負しなくてもいいだろう。ということで、担々麺の大辛を選択。辛さを選択するだけでこんなに語っていたら大変か。
お水を一口。ほんのりとレモンの味がする。
きれいな店内で評価が上がる。
実食
数分で着丼。
大きな器だ。面とスープがたっぷりという印象を受ける。
まずはスープを一口。うん?辛くないな。
大辛という割には辛みがあまりない。いや、味覚で言えば一番は辛いだがそこまで強くない。濃厚というよりも薬膳が強い感じ。スパイシーって言ったほうが正しいかもしれない。それにゆずが香る。かなり削って柚子を入れているな、これは。
何口か食べ進めるが、うんオーソドックスだな。
柚子の香りと香辛料的辛さが特徴的だが、結構オーソドックス。
具材は青梗菜とチャーシュー。後はネギがスープに紛れている。
担々麺にはひき肉派だが、まあチャーシューだからって悪いってことはない。
ここのチャーシューは特にやわらかくしてあり、すごくおいしい。
麺は個人的には普通でちょうどよかったが、固め好きには物足りないかもしれない。
いやしかし、大辛でも個人的には辛さが足りないな。
やっぱり激辛にすべきだった。
評価30点<100点満点中平均30点>
普通においしい、
という言葉がこういう時に生きるのだろう。
そこまで特徴がない。
これといって、
ああ、これこれがおいしくて、これこれと相性が相まって、、
みたいな感想がない。
研究したいとか開発してみたいとかそういう感じではなく、なんとなく担々麺でいいかみたいなときに食べる担々麺。外れない。外れないけど、あたりだって感じもない。
でもな。それってちょっと担々麺専門店としては志が低い気がする。
面白いバラエティ番組を作りたいと息巻いたのに、ありがちなクイズ番組を作った感じ。特徴はそれほどないが、晩酌セットもあるので、たまに訪れてみるのも悪くないお店だろう。
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