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人形町『中山』 黒天丼の美味さに迫る

天丼というのはロマンだ。

子供のころ、これほど食べたかった料理はないだろう。

外食で天丼を食べてよいとなったら、私なんかは飛んで喜んだくらい天丼というのは食べられないものだったし、うれしいものだ。

 

さて、その天丼が黒くなって登場するのがここ中山の天丼である。

 

人情あふれる天丼屋の黒天丼

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そういえば、この店は少し前のテレビドラマ『孤独のグルメ』でも紹介されたらしい。

紹介されたってよりは、撮影地になったといったほうが正しい言い方かもしれないが、それもまた人気に拍車をかけた。

 

この佇まいはまさに街の天丼屋。

こういう店に一人でふらっと入ると

 

おとなになったなー

 

って思ったりする。

 

ランチの開店は11時15分。

11時10分前後につくともうすでにそこには5人ほど列を作っていた。

お昼には早いと思うが、さすがの人気店といったところか。

 

「へい、らっしゃい」の掛け声とともに店内に入ると

手前にカウンター6席、奥に座敷席か。

一人の客はまずカウンターに案内される。

 

迎えてくれるのは夫婦とその息子さんと思わしき方。

息子さんが仕切り、ご夫婦が料理する形式で、

ときおり息子さんが親父さんに茶々を入れたりする感じが昭和というか、

なんというかほっこりする。

ああ、いい店だ。

 

本日のメニューは

 

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やや小さくなってしまって申し訳ない。

天ぷら定食から日替わり、そして海老天丼に天丼がある。

 

ここはもちろん天丼を選択。

頼む前くらいからお新香とみそ汁が出てくる。

まずはお味噌汁を一口。

うん、お腹に活力、食べる準備は万端だ。

 

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天丼は蓋と一緒に出されるがご覧のとおり閉まるわけがない。

当然蓋がだいぶずれた状態で渡される。

 

開けると甘辛のにおいとともに、真っ黒な天丼。

メンバーは

センターが海老2尾、

その左右をアナゴとキスが固め、バックをニンジンがサポートといったフォーメーション。

 

もうこのタレの香りがたまらない。

早く食えとタレが主張する。

 

躊躇なく、海老から。

美味い。

 

このタレ、濃いのかと思えばそんなに濃くない。

もちろん甘辛で天ぷらとの相性はばっちりなのだが、あまり主張してこない。

海老を壊さない。

それでいて油を感じさせないタレになっている。

美味い、美味いタレだ。

 

しかもご飯にもたっぷりかかっている。

 

つゆだくだ。

 

がつがつ食べ進めてしまった。

 

評価90点<100点満点平均30点>

 

多分、こんなにうまい天丼は生まれて初めてだと思う。

天丼は時折脂っぽくなってしまうのだが、まったく脂を感じさせなかった。

おそらくタレがそれだけ効いているのだろうが、食べてるときはそこまでタレを感じさせない。

まあ、ご飯と一緒に食べるとやっぱり濃いタレだなって思うんだが、タレご飯ってそれだけでうまいし。

 

正直、味に感動した。

さらに人形町という土地柄であの家族感あふれるアットワークな仕事ぶりと接客。

3人そろっての「いらっしゃいませ」からの「ありがとうございました」にも心を温めてくれた。

 

ぜひまたお邪魔したい。

 

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