Shizentea@人形町
閑静で質素な佇まい。
日本茶カフェというのが人形町にできた(2018年11月18日オープン)
かなり上質な煎茶と抹茶を和菓子と頂くことができるお店ということ。
若干敷居が高い気もするが、お邪魔することにする。
いつものごとく、A5出口を右手に進み、カミヤというもつ焼き屋を右手へ。
そのまま左手にほそーい路地があるのでそちらに向かうとお店がご登場だ。
場所自体はかなりわかりづらい。
しかし一方で、この立地はわざとだと思う。
人形町は比較的車の通りが多い道が多い。金座通りや甘酒横丁、メイン通りもかなりの車が夜中まで走っている。逆にここShizenteaのように一本入ってしまえばひっそり感満載なのも、この街の良さだったりする。
日本茶に騒々しさはいらない。
そこだけは時空を切り取ったかのようにゆったりとした空間であってほしい。
そういう意味を込めてもこの立地だと思う。
何にしようかな
やや見えづらくなってしまって申し訳ない。
煎茶620円、抹茶は800円からだ。
本日は抹茶をいただくことにしよう。
店内は木の香りが残り日本茶の雰囲気に合っている。
BGMが全くないのはできたばかりだからか、それともお茶をたてている音を聞かせるためだろうか。静かな空間でお茶の音を聞くのもまた一つ、いい感じだ。
2人掛けのテーブル席と横並びの席でだいたい10人前後入ることができるこじんまり感。
少し待っていると抹茶ができたと呼ばれるのでカウンターまで取りに行く。
評価30点<100点満点平均30点>
きれいな抹茶だ。
人肌の温かさで飲みやすい。
本日頂いたのは抹茶の中に煎茶が混じったような味わいで、苦みと渋みがやや残るおいしい抹茶だった。味はすごくいいんだと思う。
しかしな、いまいちお店コンセプトが中途半端な気がする。
まだまだお店ができたばっかりでこれからだろうが、しっかりと敷居を高くするのか
それとも簡単に一服させるお店にするのか。
お盆にちょこんと抹茶を載せるだけだと味気ない気がするし、例えば商品説明を載せて見せるとか、やっぱりBGMをかけてみるとか。
壁も全面が真っ白なのでやや圧迫感がある。なんというかちょっとしたスタジオ感。
佇まいからはこじゃれた感じにしたいような気がするので、それならば店内ももう少し色気があってもいいのではないか?とも思うのだ。
いずれにしろまだまだこれからのお店だ。
進化に期待したい。
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