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映画評『ローマの休日』 1953年公開

ストーリー紹介

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ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女は、公務に縛られた毎日にうんざりして、親善旅行で訪れたローマの宮殿から脱走を図る。そんな彼女にたまたま出会ったアメリカ人の新聞記者ジョーは、突如転がり込んだ大スクープのチャンスに俄然興奮。王女と知らないふりをしてローマのガイド役を買って出た彼は、市外観光にはしゃぐアンの姿を同僚のカメラマン、アービングにこっそりと撮影させる。束の間の自由とスリルを満喫するうちにアンとジョーの間に強い恋心が芽生えるが…。

 

評価と感想

文句なしの100点!!

 

さて、不朽の名作である「ローマの休日」である。

なんとなくhuluで見つけたので本ブログ更新がてら軽く見ようと思ったら

 

がっつり見ちゃいました

 

何を隠そう、私は映画に関しては何の知識もない。

この「ローマの休日」もダブルミーニングだろうかなんだろうが分からない。

 そういう側面があるらしい、というのを後から知った。

 

確かに社会的意義だったり、社会とリンクさせての表現を読み取るという方法もあると思う。その見方がもしかしたら正しいのかもしれない。

 

ただ私は知識もないし、何より映画だけで表現されたものを読み取りたい。

たとえ、その読み取り方がよくないにしても、

世間でどういわれていたかとか

この仕草は当時のこういう社会的背景がとか

そんなことよりも、映画というフィルム、限られた世界での表現を楽しみたいのだ。

 

で、このローマの休日である。

映画としてはデートムービーって奴だろう。

ローマの観光地を紹介し、現在に至るまでのメイン観光地を作り上げている。

 

もちろん当時としては脚本自体もすごくおもしろかったんだと思う。

ただ、現代の若者からすればありきたりストーリーに思えるかもしれない。

それなのに、いまだに愛されるのはなぜだろう。

 

私はそこにオードリー・ヘップパーンとグレゴリー・ペックという存在のすごさを見るのだ。無邪気なおてんば娘なアン王女、それを父のように見守るジョー。

そして、アン王女は一日の楽しみを存分に味わい、大人になって帰っていく。

 

観光映画になりがちなのに、二人の表情でぐっと映画に引き込まれていく。

王女としてのペルソナ、ローマの街中をはしゃぎまわる姿。

その表情の変わり方たるや。。。

 

今見ても素敵だと思えるほど、何度見てもやっぱりいいなと思える役者たちの力。これがやはり、不朽の名作たるゆえんなのだろう。

 

今後も名作や新作も楽しみながら見ていきたい。