かれこれ住んで5年になるか。職場が電車で近いという理由で選んだが、いい町である。この人形町という街は、多くのビジネスマンが集い、そして夜は一大飲み屋街となる。昔は花街であっただけあり、かなりの賑わいだ。
グルメは近場、ここ人形町周辺から始めたい。
魚の名店「きてれつ」2号店ともいえる「魚食堂 きてれつ」のランチ
人形町のきてれつといえばかなりの名店だ。
和食、特に魚介に強いで有名である。 そんな「きてれつ」の 2号店ともいうべきか。
一応、食べログ上では「2号店」とは呼ばずに、
魚や きてれつ(本家)
と
魚食堂 きてれつ(2号店)
で区分されている。
お店の名前は間違えやすいが、地図上は結構違うから間違えることはない。
本家は甘酒横丁より、2号店は人形町から小伝馬町へ向かうほうだ。
さて今回は2号店へランチで訪問。
だいたいメニューは3つでその日の仕入れ状況で少しだけ異なっていくようだ
和食はいい。やはり日本人たるもの和食は美味いと感じる。ビジネス街でもこの空間だけは時間がゆっくりと流れるようだ。
本日のメニューは君に決めた!
この日のランチメンバーは
ハラス焼き1000円
さわら1000円
カキフライ1200円
というメンバー。
全てに刺身が付いてくる。
刺身とご飯と味噌汁。そのほかのメインが上記の通り。どれも美味そう。
ハラス焼きとも悩んだが、ここはカキフライを選択。
実はこの店には何度かランチでお邪魔したことがあるのだが、カキフライというメニューは見たことがなかった。しかもカキフライはこの時期限定感がある。
お昼時は常に満席。
一人なら滑り込みで入れる
グループはやや厳しめと言った人数割合か。
さっそくいただきます
まずはご飯を一口いただく。輝いた暖かいお米は非常に美味しい。
さらにカキフライをパクリ。
美味い!!
美味いぞ、これ。
この選択に当たりを確信する。
小ぶりながらも4つもあり、しかも衣が薄い。
カキフライって難しいんだ、脂っこくなりやすいし、衣がつきやすい。
たまにソースプラス衣を食ってるみたいなカキフライがある。
なのに、このカキフライは衣が薄くてしかも美味い。牡蠣もプリプリ感を残している。
しっかり牡蠣の味があり、カキフライを食った感じだ。付け合わせにナムルっぽいもやしがあるのも高得点。
思わずご飯をかき込みたくなるが、ぐっと我慢。そう、
刺身がいるのだ。
ご飯は刺身に譲ろうではないか。
カキフライを2つ堪能したところで刺身に移る。
メンバーは、中とろ、しめ鯖、イカ、タコ、アジ、シラス、ネギトロと言ったところか。オールスターという感じだ。
特筆だったのが、シラスとしめ鯖。
シラスはいまさっきまで生きていたかのような鮮度。しかも味が濃い。しめ鯖の〆方もいい。お酒が欲しくなるな。
お盆中央に陣取るのは、豆腐とゲル状の出汁。
スルスルっと入り、脂を流してくれる。
評価85点<100点満点で平均30点>
いやはや参った。
大満足だ。
文句のつけようがない。
和食の教科書のようなランチだった。
本当は満点である。ただ最初から満点にしてしまうと指針が分かりづらくなる。
という点で一旦85点にします。あとで変更する恐れ充分にあり。
ごちそうさまでした。
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